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証券外務員
証券外務員とは、株式などの有価証券を売買したり、顧客への証券売買の勧誘などの営業活動など、外務全般にわたった全ての業務を取り扱う職業です。
証券外務員としての活動を行なうためには、まず資格の取得が必要ですが、資格を取ってから証券会社などの金融商品取引業者に入社し、自分の名前を行政機関である金融庁に登録する手続きを取らなければなりません。
これは金融商品取引法によって義務付けられていて、この過程を経なければ、外務員としての活動はできないようになっています。
証券外務員の資格は大きく分けて、証券会社の正会員資格と銀行などの金融機関による特別会員資格の二つがありますが、取り扱える金融商品の種類によって更にそれぞれ三つずつに分けられます。
正会員資格には一種証券外務員、二種証券外務員、信用取引外務員があり、また特別会員資格は一種外務員、二種外務員、四種外務員の三つの資格で構成されています。
それぞれの資格を取得するためには、試験に受験して合格しなければならないことは言うまでもありませんが、正会員資格の一種証券外務員と信用取引外務員の受験資格は、証券会社に勤務していることが条件となっており、また特別会員資格は一部の金融機関を対象として設けられた資格であるため、やはり銀行や保険会社などの金融機関に勤務していなければ取得ができません。
そんな中で唯一に、正会員の二種証券外務員の資格だけが2006年9月に一般に開放されて、どなたでも受験できるようになりました。
二種証券外務員の取り扱える業務は、株式・国債・公社債・投資信託等の現物取引だけになりますが、投資家のために的確なアドバイスと情報サービスを提供し、投資家の期待を裏切らずに、安心して財産を任せられるようなプロを目指してほしいと思います。
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