人気のある資格

　現在ネット上では資格に関する様々な情報が流れていて、どんな資格に人気があるのか検索すれば容易に知ることができますが、一般的に人気のある資格であっても、自分にとって関心がなかったり必要のない分野であったりした場合は、何の意味も成さなくなります。

従って資格を取得するときには、その資格が自分にとって本当に必要であるのか、また今後必要となってくるのかなど、よく考えて選択しなければなりません。
やはり何といっても、自分が今している仕事に生かせる資格を取得することが最も望ましいと言えるでしょう。

最近人気のある資格としてはCG検定がありますが、CG検定とはコンピューターグラフィックを使ったコンテンツの制作における知識や技術を評価するもので、文部科学省によって認定された検定試験のことをいいます。

現在では映画やテレビ、ゲーム、アニメーション、デザイン、設計、建築、広告など、実に幅広い分野でコンピューターグラフィックによる表現が使われていますが、CG検定に合格することによってCGに関する専門的な知識と技術が身に付き、コンピューターグラフィックの制作が行なえるようになります。

また建築業法に基づいて、建築工事の施行計画の作成、現場での施行、品質、工程などの管理業務を行なう建築施行管理技士と、マンションの維持管理等の問題に住民が共同で取り組んでいくための組織であるマンション管理組合の運営や、大規模修理等を含んだ建築構造上の技術的問題、その他諸々のマンションの管理に関して、管理組合の管理者や組合員の相談に応じたり、適切な助言、指導、そして援助等のコンサルティングを業務として行うマンション管理士も、最近需要が増え続けることによって人気が伸びています。

また不動産業界ではニーズの高い宅地建物取引主任者も、人気のある資格の一つです。

宅地建物取引主任者は通称宅建ともいい、不動産の賃貸、分譲、売買仲介、鑑定、評価などを行なう宅地建物取引業者の相手方に対して、それらの契約が成立するまでの間に物件についての法的な重要事項の説明や、契約書への記名、押印などの業務に携わることのできる資格で、それらの業務は独占業務として宅建にだけ与えられるものとなります。
宅地建物取引主任者の数は足りない状態なので、就職には有利といえると思います。