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介護支援専門員

 
 介護支援専門員は介護保険制度によって規定された専門職で、ケアマネージャーとも呼ばれています。

介護に関連した資格の中では、取得の面においてはハードルが最も高く、それだけ資格の取得には厳しいものがありますが、この先もっと高齢化が進むことが予想され、高齢化社会の下では需要が減ることはまず考えられないため、将来性は抜群であるといえるでしょう。

介護支援専門員は全合格者のうち約70%を女性が占め、また看護師と介護福祉士の資格所有者も同じく70%を占めているという特長があり、女性に向いている職業といえます。

主な業務は介護サービス計画の作成と介護保険施設などとの連絡調整を行いますが、それ以外にも、要介護人や家族の相談に応じたりアドバイスをしたりします。
居宅介護支援事業所や地方自治体、民間業者が運営する介護サービス施設、特別養護老人ホームなどに配属されます。

介護支援専門員の資格は2000年4月1日、社会の高齢化に対応して施行された、社会保険制度である介護保険制度の信頼と保証を背景にしているという点が大きな強みです。

介護支援専門員は介護に関する幅広い知識が要求されると同時に、高い職業倫理が求められる資格でもあり、要介護者が自立した快適な生活を営むことができるように導いてあげなければなりません。
そのためには要介護者に対して親切に接し、また思いやりの心を持たなければなりません。

介護支援専門員の試験は、業務に関する実務的な研修を行うにあたって、事前に介護保険制度や要介護認定、居宅サービスの計画等に関連する必要な専門知識を身に付けているかを確認するために行なわれます。

試験内容は介護支援分野・保険医療サービス分野・福祉サービス分野の3つの分野から出題されます。
試験は1年に一回の割合で実施され、合格率は大体30%ぐらいです。
介護支援専門員の資格取得は簡単ではありませんが、将来性のことを考えたら絶対にプラスになると思います。

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