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ITパスポート

 
 ITパスポートとはコンピューターやネットワークシステムの管理者のことをいい、システム管理者とも呼ばれます。

以前は初級システムアドミニストレーターと呼ばれていましたが、平成21年度から今の名称に変わりました。
一般的にコンピュータシステムの利用者の立場から、日常的な運用・管理・保守に関する作業を行ないます。

ITパスポートはパソコン利用者のために、システムの開発者側に使いやすいシステムを構築するための改善や業務効率化の提案を行い、システムの運用環境や利用環境を整備する役割を担っています。
IT関連資格試験の中では難易度においては最も易しいため、人気の高い国家資格となっています。

最近では、情報関連分野だけではなくあらゆる分野での情報のシステム化が進み、それによってシステムの管理や運用などもユーザー自身で行なう必要が出てきましたが、そんなユーザーに快適なパソコン環境を与えてくれるパソコンユーザーのための資格であるともいえます。

ITパスポートの資格を取得するためには、パソコンや情報システムに関する基本的な知識、ネットワークシステムの構築、データベースや表計算ソフトの取り扱いなど、幅広い分野にわたった知識が必要とされますが、企業のオフィス部門ではITパスポートの資格取得を盛んに推奨しています。
それほど企業にとっては必要としている資格であり、将来的にも期待されています。

ITパスポートの資格試験は午前中だけ行なわれ、他の試験にあるような記述式や論述式のものは出題されません。

試験に出る内容は経営全般及びIT管理、技術に関する問題で、問題数はそれぞれ35問、25問、40問となっています。
出題形式は四者択一のマークシート方式で、試験時間の合計は2時間45分になります。試験の実施時期は春と秋の年に2回あり、合格率は60%ぐらいです。

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